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大船観音の頭

神奈川県鎌倉市です。鎌倉といえば鎌倉大仏ですね。ところがどっこい、見どころは鎌倉大仏だけじゃないんですよ。鎌倉駅からすぐ近く、『大船駅』の目の前には、鎌倉大仏(13m)よりでかい25メートルを誇る『大船観音』が鎮座しております。

ムムム…!大船駅を降り立つと小高い丘の上に既に白い頭が浮かんでいる!!聚楽園大仏のようなこのロケーション。期待が高まります。

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戦前生まれ!の「大船観音」

大船観音への入り口

観音様までは坂道を登っていきます。
入場料は300円。良心的。坂道は辛いけど!

大船観音像の由来

こちらの観音様、なんとまぁ戦前(第二次前)生まれ。着手したのは昭和9年のこと。輪郭までは完成したのはいいけども、太平洋戦争に突入していく中で結局未完成のまま放置されてしまいました。戦争が終わった昭和32年に工事が再開され、昭和35年に完成に至ったということらしいです。

というわけで生まれは戦前だけど、現在の姿に至ったのは昭和35年のことだそうです。

上から覗き込む観音様

うおっ目が合った…。

ご対面

大船観音と対面

こんにちは、僕斎藤です。名古屋からあなたに会いにきましたよ。
観音様「…。」

目が細くて魚顔の観音様

無礼を承知で言わせて頂きますと、どことなくお魚フェイス。目がなんか怖いです…。

大船観音は胸像

っていうか下半身埋まってた。

埋まってるというか上半身しか作られていません。言わば胸像ですね。25メートルの胸像とか世界一じゃないの?

大船観音の背後

ぐるりと背後に回る。なんか背中が汚い。
背後から胎内に入れます。

大船観音の胎内

初期の大船観音の写真

胎内には初期の大船観音と思われる写真が。
現在の大船観音は魚っぽい顔でしたが、初期は鼻が低くてのっぺりした感じでした。

胎内の天井を見上げる

見上げるとわりと無骨な天井。
ふくよかで丸みを持った外観の観音様も、内部ではビシっとガシっとしてらっしゃるのです。

片隅には勉強机

部屋の隅には突然の勉強机。
なんだよこれここで勉強しろってかよwwwwと半笑いで近づくとノートにたくさんの書き込みが。

一家の大黒柱を失って〜とか結構悲痛なことが書かれていました。僕がこうやって定職に就かず鎌倉をウロウロできるのも偉大なる父のお陰です。
失ってはじめてわかるそのありがたみじゃいけませんね。日頃から感謝したいと思います。

大船駅周辺

眼下には大船駅の喧騒が。ちょっぴりセンチメンタルな気分で風の音を聞く。僕も将来は、父のように一家を支える柱になろう。
そんなことを思った1日でした。

まぁ、ここを訪れたのは1年前なので、今適当に書いてるだけです。すいません。本当はおしっこしたいなぁとかそんなことを考えてたと思います。

大船観音

公式サイト:http://www.oofuna-kannon.jp/
住所:〒247-0072 神奈川県鎌倉市岡本1丁目5−3
電話番号:0467-43-1561
場所:Googleマップで見る

営業時間:年中無休かな?

入場料
大人: 300円 (高校生以上)
子供: 100円 (小・中学生) ※幼児は無料
団体: 200円 (20名様以上)

備考:世界初!胎内で勉強ができる!