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小牧線と小牧空港の航空写真

さぁさぁ今日は地味な話をしましょう!

愛知県小牧市と春日井市の境目あたり。この辺りには中部国際空港が誕生する前の名古屋の空の玄関口、名古屋空港(別名「小牧空港」)があります。面白いのがこの空港、実は自衛隊基地が隣接されていて、旅客機と自衛隊機で滑走路を共有しているんですよね。

そんな面白い空港の隣を走るのが名鉄小牧線です。そして航空写真を見てみると、この名鉄小牧線と小牧空港の間に怪しげに伸びる空き地があります。

この空き地こそが「小牧基地専用線」や「小牧基地引き込み線」と呼ばれるものです。小牧基地への燃料共有のため走っていた貨物線線路跡だそうです。

とまぁ宣言通り地味な物件なのですが、これも1つの廃線ということでカメラ片手にぶらりと辿ってきたので紹介します。

小牧基地専用線(小牧基地引き込み線)をたどる

飛び出し注意

田舎にありがち!サビて恐ろしさがアップした、飛び出し注意の看板を尻目に、名鉄牛山駅に降り立ちました。こちらから南に向かって歩いていくと、ちょうど春日井駅との中間地点あたりで廃線の分岐点を見ることができます。

廃線分かれ道
廃線博士「写真右側にある小道が廃線跡じゃ」

まさにこちらが小牧基地専用線の起点です。左手に見えるのが現役の名鉄小牧線で、写真右手にある細い道が廃線跡です。実はこのあたり、と言っても写真には写っていない左側だと思いますが、「豊山信号場」と呼ばれる駅がありました。一度名前を「豊山駅」に変えたのち、現在は廃止されています。

小牧基地専用線がいつ廃止されたのかわかりませんでしたが、この豊山駅は1968年に廃止されたとのことなので、専用線自体も同じくらいのタイミングで廃線になったのでしょう。

ではここから辿りましょう。

廃線跡

あ、まだレールが残ってる。何も残っていないと思ったので嬉しい誤算でした。若干埋まっていますがお元気そうです。

田園の中の廃線

田園と雑草に飲まれながらもかろうじて残るレール跡が素敵。貨物線だと少し趣に欠けるけど、ここにチンチン電車が走っていたとしたら、その光景はとてもノスタルジックなものでしたでしょうね。

廃線とレール

現役の線路内に立ち入ると最悪死ぬ可能性があります。しかし廃線ならば電車はこないわ人も寄り付かないわで諸手を振って堂々と歩くことができます。

そしてもちろん線路の写真を撮ることもできます。これぞまさしく廃線歩きの醍醐味。

県道をクロスする廃線
道路を渡り、奥から手前にかけて歩いてきました

県道102号戦(木曽街道)と交差する引き込み線。かつてはここに踏切があったと思いますが、今では完全に埋め立てられていて、完全にアスファルトになっています。

古い信号機

傍らには古びた信号機がありました。よく見ると内部に鳥の巣があるようです。このような全く無駄に見える廃線跡も、なんらかの役に立つことがあるんですね。良いことです。

架線柱

さらにしばらく行くと架線柱も残っていました。この辺りは三和清掃株式会社の敷地付近なので、あんまりフラフラしてると怒られるかもしれません笑

引き込み線終着地点

そして早くもこの旅の終わりが見えてきました。

扉の向こうが小牧基地

この扉の向こうが小牧基地です。よって内部に入ることはできません。しかし航空写真を見る限り、完全に線路が撤去されていて、なんの遺構もないようでした。以上です。短いうえ、軍用の貨物線跡ですが、ほんわかとした気分になれる素敵な廃線でした。

この記事の撮影機材
カメラ:X-T20
レンズ:XF16-55mmF2.8

関連記事:廃線巡りはいいぞおじさん「廃線巡りはいいぞおじさん」

さて、今回はすごく地味な廃線でしたが、こんな地味な廃線ですら辿っているとやはり楽しいものです。まだまだ駆け出しの廃線巡りマニアですが、今後もたくさんの廃線を歩いてみたいと思います。

いたみわけ.comではこれまでたくさんの廃線を巡ってきました。思い出に残る廃線は色々ありますが、中でも名鉄美濃駅から岐阜市街を走る名鉄美濃町線はどころなくノスタルジックで、すごくワクワク感のある廃線でした。ぜひ下記の関連記事を見て、廃線の良さを味わってください。

小牧基地専用線の詳細情報

公式サイト:なし
住所:〒486-0901 愛知県春日井市牛山町 951 番地(牛山駅)
電話番号:なし
場所:Googleマップで見る

営業時間:なし
入場料:無料
駐車場:なし

備考:この辺りは軍や工場関係の引き込み線跡が多くあって面白いです。