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廃墟ホテル内部

青森県広前市に来ました。広前市と言えば我らが岩木山。青森県の中でも最高峰の山です。

そんな名山の麓に、「スペース21」または「厳鬼山源泉スペース21」と呼ばれるホテルの廃墟があります。詳細はわかりませんが、古くから廃墟として存在していて、青森の中でも有名な廃墟なんだそうです。

で、まぁ、有名だからこそ人の出入りも多いようで、内部はだいぶ荒れていました。廃墟は荒れていた方が好きだけど、荒れすぎなのも風情がなくて良ろしくない。そんな複雑な感情を抱えながらも結局はワクワクドキドキしながら探索を楽しみ、たくさんの写真を撮ってきたので、堪能していってください。

前略、青森県の有名廃墟スペース21より

スペース21外観

こちらがスペース21の正面。今立っている場所が駐車場だったのでしょう。

スペース21のエントランス

入り口はこのように赤いトラスのエントランスが特徴的です。さて中に入っていきましょう。

スペース21のロビー

うわぁ…。めっちゃ荒れてるし、おまけに足元には雨水が溜まっています。廃墟趣味を持つ人は汚いところも余裕というイメージを持っているかもしれません。が、やっぱり状態が綺麗であるに越したことはないですね笑

水浸しロビー
てかちゃんと屋根あるのになんでこんな水たまりが

まぁそんな廃墟に悪態ついても不毛なので、うへぇと思いながら奥まで行きます。

廃墟の壁

落書きがまたひどいですね。これが「グラフィティ」と呼べるくらいおしゃれな落書きであればまた映えるんでしょうけど、稚拙なものばかりで景観を損ねる役目しか担っていませんね。

荒れ放題の廃墟

上も下も正面も、全てが荒れ放題。

廃墟の窓

この廃墟、マジで窓ガラスが全然ない。破壊されすぎ。

廃墟の残留物

謎のしずく型のマシーンが置いてありました。機械室みたいな感じなんですかねここは。

スペース21の2階部分へ

2階に続く階段

2階へ

怖いキャットウォーク

ちょっと心もとないキャットウォークを歩く。

怖い

昔は手すりなんかがあったんだろうけど、見事に何もない。

景色がいいね!という落書き

景色がいいね!とのこと。

スペース21からの景色

はい、確かに。

ちなみに裏側には岩木山があり、こちらからの景色を見ると樹海の中に廃墟ホテルがあるように見えます笑

スペース21の廊下

荒れ放題で、本当に確固とした残留物が少ない。

スペース21の浴室

ここは浴室。もはや男湯女湯の区別がありません。

スペース21の脱衣所

脱衣所。そして左側にあるのは、これもしかして番台ですかね。歴史を感じさせてくれます。

開放的な浴室

浴槽からは大きな窓越しに外の景色を見ることができます。が、外は駐車場。もっと高い階に作ればよかったのに。

窓から外に出る

さらに3階へ。ここの窓からは外に出られる。窓から出られるってのは正規のルートではないので、現役時代は出られなかったと思います。

窓から外に出た

出ました。

空から見た廃墟

空から見るとこう。まぁ、出たからと言って何かあるわけではありません。

電話ボックスみたいな残留物

あ、なんか電話ボックスみたいなのはありました。

気になる隣の物件

空から廃墟を見てみよう
空から廃墟を見てみよう

スペース21の隣には小さな小屋があります。しかし、ここに行くには小川を超える必要があります。どこからか回り道して行くのかもしれないけど、まぁ規模も小さいし、スルーしました。

崩壊しすぎた廃墟たち

スペース21の駐車場を見下ろす

荒れまくったホテルの廃墟…。この記事を書いている時に、ふと三重県の名阪健康ランドを思い出しました。あそこはまぁ健康ランドなのでホテルではないのですが、内部の崩壊っぷりと言い、似たものを感じました。

しかし名阪健康ランドは既に解体済み。残念ながらもうあの特徴的な建物を見ることはできませんが、解体前ギリギリに訪れた時の様子を記事にしたので、興味がある方はこちらもご覧ください。

この記事の撮影機材
カメラ1:RX100M6
カメラ2:GoPro HERO7 Black
カメラ3:DJI Mavic Air