微妙な位置に張ってしまった
先日、熊本県阿蘇にある「阿蘇レインボーバレー」で2泊3日のキャンプをしてきました。予約方法や料金、設備、そして実際に宿泊して感じたリアルな感想をレビューします。
目次(もくじ)
阿蘇レインボーバレーの料金詳細
日帰り利用 | |
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川遊び | 大人(中学生以上): 600円 子供(3歳以上): 400円 |
見学のみ | 大人(中学生以上): 300円 子供(3歳以上): 200円 |
キャンプ利用(全区画オートフリー) | |
基本料金の内訳 | ▼入園料(1回のみ) 大人: 500円/人 子供: 300円/人 ▼設営料(1泊あたり) テント: 1,000円/張 タープ: 1,000円/張 車: 1,000円/台 |
特別プラン(全て込み) | ソロキャンプ: 2,000円 バイクソロキャンプ: 1,000円 |
阿蘇レインボーバレーの設備紹介
管理棟 |
チェックインは12時から。チェックアウトの時間は案内されませんでしたが、まぁ常識的な時間の範囲内でということだと思います。 |
サイトの種類 |
森のキャンプサイト、星空のキャンプサイトの2種類あり。車乗り入れOK。 |
トイレ |
管理棟に男女兼用が2部屋。完全密室なので虫もいない。 |
炊事場 |
管理棟にシンクが2台と、低い洗面所が1台。たぶんお湯は出ない。 |
シャワー |
管理棟に3部屋あります。利用は無料ですが温水は1回100円(利用時間10:00〜22:00)。ドライヤーはありません。 |
灰捨て場 |
タバコ捨ててるやつがいた。まぁそれも灰か。 |
阿蘇レインボーバレーの予約方法
電話のみ。詳しくは公式サイトを参照。
2泊3日の宿泊レビュー!森のキャンプサイトはこんな感じ
喫茶店もあるでよ
てなわけで実際に宿泊した様子をチェックインからチェックアウトまでの時系列で紹介していきます。
アクセスとチェックイン
道が狭い
キャンプ場への入口は、結構な急坂で道幅も狭い。対向車が来ないことを祈りながら進むスリルが味わえます。
受付でチェックインし、料金を支払う。
- 大人2人入園料:1,000円
- 子供1人入園料:300円
- 車2泊:2,000円
- テント2泊:2,000円
合計5,300円でした。支払いは現金のみ。宿泊料金とは別に入園料がかかるのがポイント。入園料は宿泊日数に関わらず1回だけです。

サイト選びの注意点!隣のキャンプ場「遊水峡」との関係
星空のキャンプサイトは芝生で日当たりも抜群
この日は「星空のキャンプサイト」の予約でしたが、受付で「急遽、森のキャンプサイトが使えるようになりました。ラッキーですよ」と言われました。
「はぁ、そうなんですか」くらいに思っていましたが、この”ラッキー”の理由はすぐに判明。「星空サイト」は炊事場やトイレがある管理棟から結構離れているため、「森サイト」の方が圧倒的に利便性が高かったのです。
森のキャンプサイトは目の前にもサイトがあるのにフェンスに阻まれる
サイトに着いて、もう一つ面白い事実が発覚。すぐ目の前に炊事場と川があるんですが、簡易的なフェンスで仕切られていて行けない。
「どういうこと?」と思えば、目の前の炊事場と川は「遊水峡」という”別の”キャンプ場のものなんだとか。ほぼ同じ敷地に2つのキャンプ場が共存しているため、このような不思議な光景が生まれています。
阿蘇レインボーバレーの利用者が川遊びをする際は、少し回り道が必要です。
石は程よい大きさで邪魔ではない。ただし木の根っこが主張している場所もある
森のキャンプサイトは路面が砂利なのでペグが刺さりにくそうだなーと思いましたが、全然柔らかくてむしろ抜き差ししやすくて良かった。
で、この日は疲れたので飯食って花火して寝た。
2日目は川遊びと滝めぐり!「カッパ滝」は見応えアリ
滝が見えるか
2日目は、お隣サイトの同い年の子と仲良くなった娘と一緒に、場内にある滝を見に行くことに。
子連れには厳しい道
道は整備されていますが、滑りやすい場所もあり、子連れだと抱っこがメインになって結構大変でした。
出会い滝周辺は流れが早いが浅いので楽しい
「出会いの滝」から下流は浅瀬で子供も遊べそうでしたが、大きな岩の上を歩くので滑らないように注意が必要です。
滝行できる
そこからさらに頑張って歩くと、落差20m以上とかいう「カッパ滝」が見えてきます。これはなかなかの見応え。
栗だ!野生の栗!
道中には栗やどんぐりが落ちていて、子供も楽しそうでした。ただし、ヘビやムカデもいるので気をつけて。

で、このあとは小国町をウロウロして飯食って寝た。
3日目は適当にチェックアウト
3日目!朝起きてダラダラ撤収しました。だいたい11時ごろに片付いて撤収。チェックアウトの手続きが特になし。
周辺の温泉レビュー
周辺には温泉がたくさんあるので、その辺も紹介します。
キャンプ場内のシャワー
初日は場内のシャワーを利用。1回100円です。
ただ、脱衣所とシャワー室が兼用なので、浴びた後に湿気がこもった中で着替える必要があり、足の裏がビチャビチャになるのが少し不快でした。ドライヤーもありません。
岳の湯地獄谷温泉 裕花
露天風呂でほっと一息
2日目は車で温泉へ。
本来は「くぬぎ湯」に行きたかったんですが、家族風呂が2時間待ちと激混みで断念。「岳の湯地獄谷温泉 裕花」の露天風呂(1人600円)に入りました。落ち着いた雰囲気で良かったです。
くぬぎ湯
「たんぽぽ」でした
3日目のお昼前に「くぬぎ湯」をリベンジ。それでも15分待ち。眺望が良いという1時間2,000円の部屋を選びましたが、正直そこまで…。料金がそこそこする割には…という感じ。
大きなアドバンテージ
ただ、子供用のおもちゃを借りられたので、娘が喜んでいたのは良かった。
まとめ:初心者にもおすすめ!また行きたい最高のキャンプ場だった
森のキャンプサイトは地面が土なのであまり気兼ねなく焚き火できる
というわけで、阿蘇レインボーバレー。良かったです。今回秋でしたが、夏真っ盛りだとクソほど川遊びできる。一部深いところがあるけど、基本的には浅くて天然のウォータースライダーとか言っちゃってるレベルなので、すげー面白そう。
設備面も問題ないし、周辺には温泉がたくさんあるし、とても良かった。