楽天ウォレットはねぇ…
楽天ウォレットの審査に落ちてしまった人に向けて、審査落ちの理由と対策方法を解説します。ただ審査に落ちてがっかりしてると思いますが、個人的には楽天ウォレットはあまりおすすめできない業者だと思っています。その理由も紹介します。

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目次(もくじ)
楽天ウォレット審査落ちの原因
楽天ウォレットをはじめ、仮想通貨交換業者の審査に落ちる主な原因は保有金融資産額です。それ以外にも落ちる理由はあると思いますが、間違いなく最も多いケースはこれでしょう。特に現物ではなく証拠金取引口座の場合はよりリスクが高いので、求められる資産額も高くなると思われます。詳しく見ていくぜ。
年収や職業から投資をするだけの余裕がないと判断された
申し込み時に年収や職業、投資目的などを入力したと思います。これらの情報から、長期的にたくさん取引してくれる人かどうかを判断します。なぜなら仮想通貨交換業者が利益を得るためには、利用者にたくさん取引してもらってたくさん手数料を払ってもらう必要があるからです。
また、とても投資をしている余裕がない人を審査に通してしまうと、投資に財産を注ぎ込んでしまった生活が破綻する恐れもあります。つまり投資家を守るためにも審査に落とす、ということが考えられます。
したがって、「無職・無収入・貯金なし」みたいな人は審査に落ちる可能性が高くなります。

レアケース:申込資格を満たしていない・楽天グループに迷惑をかけたなど
それ以外にも審査落ちする原因はありますが、レアケースでしょう。例えば楽天ウォレットの申込資格は「満20歳以上満75歳未満」です。最近18歳から成人となるように変わりましたが、18歳でも楽天ウォレットに申し込むことはできません。あとは当然ですが、反社会的勢力の人も落ちます。
また、もしも過去に楽天カードの利用額を踏み倒したとか、楽天グループに大きな迷惑をかけた場合は、楽天ウォレットの審査に落ちる可能性もあります。相当悪質なケースでない限り問題ないとは思いますが…。
借金や金融事故の有無は審査落ちに関係ない
「自己破産履歴あり」「クレジットカード滞納歴あり」みたいな人は、いわゆる「ブラックリスト入り」と呼ばれて、クレジットカードやローンの審査に通りません。
しかし、仮想通貨の口座開設の審査には関係ありません。ブラックの人でもそれが理由で審査に落ちることはないので安心してください。

審査落ちはラッキー!?楽天ウォレットで仮想通貨を買うべきでない理由
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冒頭の通り、楽天ウォレットはおすすめできません。そのため審査落ちした人はある意味回避できたというわけで好意的に考えても良いでしょう。
楽天ウォレットをおすすめしない理由は、販売所しかないからです。仮想通貨交換業者には、「取引所」と「販売所」の2種類の取引窓口があります。どちらかしかない会社もあればどちらもある会社もあります。例えばコインチェックは、コインチェックのサイト内に「取引所(ホーム)」と「販売所」がそれぞれ用意されています。
そして結論を言うと、「取引所」は「販売所」よりも良いレートで仮想通貨を売買することができます。つまり、「取引所」がない業者はダメなのです。
ではなぜ「販売所」がダメなのか。その理由は、取引所と販売所の違いにあります。
- 取引所:利用者同士が通貨を売買する場。業者は取引手数料で利益を得る
- 販売所:利用者が業者を相手に売買する場。業者は販売価格に手数料を上乗せして利益を得る
このように、取引所と販売所では業者の役割が異なります。取引所の場合、業者は取引の場を提供するだけで、取引手数料を取って利益を得ます。一方販売所の場合、業者自身が取引に参加します。そのため取引所とは違い、取引結果によっては損するリスクがあります。そのリスクを抑えるために、仮想通貨の売買価格に実質的な手数料を上乗せするのです(=「スプレッド」と言われます)。
しかもこのような仕組みは、利用者が損すれば業者が儲かるということです。ある意味、楽天ウォレットのように販売所しかない業者は、ユーザーに損してもらわないと成り立たないとも言えます。このような関係性を「利益相反」と呼びます。ただし、もちろんユーザーが利益を得ることを妨害するような行為は行わないと明記されています。
当社は、法令等および本方針に従い、お客様の利益を不当に害することのないよう適正に業務を行います。
販売所は取引方法が簡単というメリットもあるのですが、コスト安くさらに利益が相反しない「取引所」で売買することをおすすめします。「取引所」の操作方法はちょっと難しいのですが、下記関連記事を見て頂ければ理解できると思います。

楽天ウォレットの審査に落ちた人におすすめする仮想通貨交換業者
というわけで「取引所がある」ことを最低条件として業者を選ぶと、おすすめできるのはコインチェックとGMOコインかなと思います。その理由を解説します!
コインチェック:取引所を取引手数料無料で利用可能
画像引用元:仮想通貨取引所・販売所の口座開設|Coincheck(コインチェック)
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コインチェックは取引所の取引手数料が無料です。先の通り、取引所は取引手数料がかかることが普通です。なぜなら業者は取引に参加しないので、手数料を取ることで利益を得るからです。しかしコインチェックは取引所も取引手数料が無料です。これを可能にしている理由の1つが販売所の存在です。コインチェックには販売所もあります。つまり販売所で利益を確保できているので、取引所の手数料が無料でも問題ないのでしょう。

GMOコイン:むしろ取引手数料がもらえる
画像引用元:ビットコイン・暗号資産(仮想通貨)の取引ならGMOコイン
Post-Only注文で取引手数料がもらえる
GMOコインも取引所があり、しかも手数料をもらい続けることができます。そもそもGMOコインの手数料はTakerとMakerに分かれていて、Takerの場合は注文金額の0.05%、Makerの場合は-0.01%発生します。なのでMakerになれば手数料がもらえます。TakerとMakerのどちらになるかは状況によって変わります。しかし、注文時にPost-Onlyオプションを使うと常にMakerになるように注文することができます。したがって、手数料をもらい続けながら取引できます。出金手数料も無料なので、入金から取引、出金まで全て無料で実現できます。
また、GMOコインは証拠金取引も可能です。そして証拠金取引においても、楽天ウォレットは販売所形式となるのに対して、GMOコインは取引所形式で売買できます。したがってレバレッジをかける際にもGMOコインの方がおすすめです。
- Post-Onlyオプションを使っての取引で常に手数料がもらえる
- 申し込みから取引開始までが最短10分
- 証拠金取引も可能
どちらの業者も預けて増やせるのもいいね
コインチェックもGMOコインも、購入した仮想通貨を預けることで、利息を得ることが可能です。年利1〜5%のレベルですが、長期間ホールドするなら預けておくことで複利効果を狙えます。
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