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車中泊を果たした
車内で迎えた熊本の朝

先日DIYで車中泊仕様にした我が家のオデッセイ。準備が整ったので、ついに初めての車中泊へ行ってきました。

記念すべきデビューの地に選んだのは、熊本県わいた温泉郷にある「豊礼の湯」です。

この記事では、豊礼の湯での車中泊体験を、良かった点から注意点まで、忖度なくレビューします。結論から言うと、いくつか癖はあるものの、温泉と地獄蒸しが最高で大満足の車中泊デビューとなりました。

「豊礼の湯」の車中泊 基本情報

この辺の駐車場を自由に使える
この辺の駐車場を自由に使える

まず、車中泊の基本情報から。

  • 料金:1泊 2,000円(現金のみ)
  • 家族風呂:1回1時間 1,000円(500円玉と100円玉のみ対応)
  • チェックイン:不明〜(宿泊施設の受付)
  • チェックアウト:〜9:00(許可証をポストに返却)
  • 24時間利用可能な施設:屋外トイレ、家族風呂
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ウサミミ
平日(金曜除く)は車中泊無料らしい。

実際の滞在レポート(到着〜就寝)

22時のレイトチェックインと駐車場

もう夜遅いけど頑張ってベッドを組み立てる
もう夜遅いけど頑張ってベッドを組み立てる

当日は到着が22時頃と遅くなってしまいましたが、事前に連絡しておいたので問題なくチェックインできました。受付で料金を払い、車のフロントガラスに掲げておく許可証を受け取ります。

駐車場は宿泊者と共用で、車中泊専用ではありません。広いので満車になることはなさそうですが、普通の駐車場なので街灯があったり、場所によっては傾斜があったりします。フラットな場所を探して停めましょう。

自動お湯張りでハイテク!家族風呂の感想

お風呂は24時間使える
お風呂は24時間使える

チェックイン後、早速24時間利用可能な家族風呂へ。

ここのシステムが面白くて、入口の機械に1,000円分のコインを入れると、自動でお湯張りがスタートします。ハイテク!

広くて快適でしたよ
広くて快適でしたよ

脱衣所も浴槽も広く、親子3人で入っても有り余る広さでした。お湯は少し熱めでしたが、水で調整可能。ただ、娘には熱すぎたようで、あまり浸かれませんでした。

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ウサミミ
支払いは100円と500円玉のみ!両替は対応してないみたいなので、自販機で崩すしかない。

風呂の注意点:髪のきしみとドライヤー無し

脱衣所
脱衣所。洗面台などがある

2点、注意が必要です。

1点目は泉質。結構髪がきしみます。女性は特に気になると思う。

2点目は、脱衣所にドライヤーがありませんでした。これは完全に想定外で、非常に困りました…。濡れた髪のまま寝ることに。こういう時のためにミニドライヤーを買ったのに、持ってくるのを忘れた自分を呪いました。

最高の朝!地獄蒸しと絶景

すごく静かだったしとても快適に睡眠できた
すごく静かだったしとても快適に睡眠できた

初めての車中泊でしたが、自作ベッドとふかふかの寝袋のおかげで、ぐっすり眠れました。

翌朝、車の外に出てみると、周囲の山々から湯けむりが立ち上る景色が。夜に着いたので気づきませんでしたが、最高のロケーションです。

地獄蒸しの釜
地獄蒸しの釜。ざるは無料で借りれる

8時頃に開く売店で肉まんや卵を購入し、宿泊者が無料で使える「地獄蒸し釜」で朝食に。

肉まんはシンプルだけど美味しい
肉まんはシンプルだけど美味しくて素晴らしい

蒸したての卵と肉まん、ソーセージ。最高においしかったです。

口コミの「スタッフの態度が悪い」は本当か?

注意書き多くないか
注意書き多くない?

行く前にGoogleマップの口コミを見ていて、少し気になったのが「スタッフの態度が悪い」という評価。

結論から言うと、私たちの対応をしてくれたスタッフの方々は、非常に親切でした。チェックアウトが9時までなのを「多少過ぎても良いですよ」と言ってくれたり、とてもありがたかったです。

ただ、一つ気になる光景も。

朝、私たちの隣で車中泊していた方が、スタッフの方に「料金払ってないでしょ!」と結構強い口調で怒られていました。

施設内にも「禁止」や「罰金」といった掲示が多い印象。

これらのことから推測するに、きちんとルールを守って利用している限りは全く問題ないが、ルールを逸脱した場合には厳しく対応される、ということなのだと思います。それが一部で「態度が悪い」という評価に繋がっているのかもしれません。

まとめ

無料の休憩所
ここで朝食を食べたのさ

いくつか注意点はあるものの、24時間入れる素晴らしい温泉と、楽しい地獄蒸し体験。これで一泊2,000円は、非常にコスパが高いと感じました。

特に、私たちのように車中泊を始めたばかりのファミリーには、トイレや風呂の心配がないので、デビューの地としてかなりおすすめです。ドライヤーだけは忘れずに!