携帯会社の審査の現場(イメージです)
携帯会社に申し込む際には審査が行われます。もちろん問題があると審査に落ちてしまうので携帯の契約ができません。しかし実は審査が甘いと言える携帯会社もあります。もしも携帯の審査が不安な人は、当記事で紹介している携帯会社に申し込むと審査に落ちずに済むかもわかりません!
目次(もくじ)
審査が甘いと思われる携帯会社まとめ
リンクスメイト:強制解約履歴があっても審査に通る可能性あり
画像引用元:LinksMate(リンクスメイト) | ゲームプレイヤーのためのお得なSIM
株式会社LogicLinksが運営しているリンクスメイトは、携帯会社の強制解約履歴情報を交換するグループ(TCAまたはTELESAと呼ばれます)に加盟していません。つまり、不払者情報の交換が行われないので、過去に滞納による強制解約の経験がある人でも審査に通る可能性があります。

そういう意味では最も審査の甘い携帯会社だと考えられるので、思い当たるものがある人はリンクスメイトを利用してください。
さらにリンクスメイトは審査だけでなく、料金面においても強みがあります。プラン料金はデータ容量に応じて、100MBから1TBまで、38通りもあります。ただし、10GB以上のプランはちょっと割高です。5GBや7GBなら他社よりも安いのでこの辺りのプランがおすすめです。
データ容量 | データのみ | SMS | 音声通話 |
---|---|---|---|
1GB | 385円 | 517円 | 737円 |
2GB | 418円 | 550円 | 770円 |
3GB | 550円 | 682円 | 902円 |
4GB | 726円 | 858円 | 1,078円 |
5GB | 858円 | 990円 | 1,210円 |
6GB | 990円 | 1,122円 | 1,342円 |
7GB | 1,111円 | 1,243円 | 1,463円 |
8GB | 1,254円 | 1,386円 | 1,606円 |
9GB | 1,353円 | 1,485円 | 1,705円 |
10GB | 1,518円 | 1,650円 | 1,870円 |
またリンクスメイトはクレジットカードなしでも契約することが可能です。その場合LP(リンクスポイント)払いというものを使います。LPはコンビニや銀行決済で1ポイント=1円として1ポイントから購入できます。
ただし、購入LP数に応じて以下の通り手数料がかかります。
- 10,000LP未満=330円
- 10,000LP以上=購入額の3%(小数点以下切り上げ)
手数料分、クレジットカード決済よりも割高になるので最後の手段として活用してください。
楽天モバイル:クレジットカードなしでもOK!審査が甘い可能性あり
画像引用元:楽天モバイル
もしもあなたが過去に金融事故を起こした等でクレジットカードを持つことができない人なら、クレジットカードなしでも契約できる楽天モバイルをおすすめします。
口座振替、楽天銀行デビットカード、スルガ銀行デビットカードのいずれかでも支払うことが可能です。特に楽天銀行デビットカードは楽天銀行口座さえあれば審査なしで発行でき、100円の支払いにつき楽天ポイントが1ポイント貯まります。年会費も無料なので、クレジットカードが持てない人にとってはベストな支払い方法でしょう。
しかも通話料金も「Rakuten Link」ってアプリを使えば無料になります。
月間データ通信量 | 料金 |
---|---|
〜3GB | 1,078円※ |
〜20GB | 2,178円 |
20GB超過 | 3,278円 |
※:7月8月は「データ使用量1GB以下」なら料金無料。さらに9月は1,081円相当、10月は1,080円相当の楽天ポイント還元で実質無料(共に「データ使用量1GB以下」であることに限る)。
しかしただでさえ楽天モバイルとしてキャリアに参入した際に莫大なコストをかけているのに、月々の料金がこれくらい安いと、しばらくは赤字垂れ流しです。それでもこんな優れたプランを提供するということは、それだけユーザーを増やしたいという意図がわかります。楽天モバイルは第四のキャリアであり、ドコモ、au、ソフトバンクを追いかける存在です。そんな楽天モバイルが先の3大キャリアを越えるには、赤字を覚悟してでもユーザーをかき集める必要があります。
楽天モバイルは今、喉から手が出るほどユーザー数を増やしたい。そんな状況にあるため、厳格な審査をして、せっかく申し込んでくれたユーザーを落とすってのは考えにくいんじゃないかなぁと思います。つまり、今なら審査甘いんじゃね?ってことです。
もちろん実際どうかはわかりませんが、審査甘いかどうかを別にしても、間違いなくおすすめできる携帯会社です。さらに携帯会社の中では珍しく、「新規契約手数料・解約手数料も無料」なので、契約から解約まで一切のコストもかかりません。
楽天モバイルは評判が悪い?:
楽天モバイル利用者の口コミを見ると、「繋がりにくい」「遅い」といったネガティブな口コミもいくらかあります。確かに楽天モバイルは新しいサービスなので、三大キャリアと比較すると至らなさがあります。実際、室内では圏外になることもありました。しかしそれでも月額0円で契約できるのは魅力的です。先の通り手数料も無料なので、お試し感覚で契約してみても全く問題ありません。
- 契約・解約時の手数料無料
- 楽天回線エリア内ならデータ通信無制限
- Rakuten Linkアプリからの発信で通話料無料
①条件クリアで最大19,000円相当の楽天ポイントプレゼント!
②【iPhone限定】新規契約+Rakuten Link利用+iPhoneアップグレードプログラム利用でのiPhone購入で最大24,000ポイント還元の超絶キャンペーン開催中!詳細はコチラ!
- 契約の翌月末までにRakuten Linkアプリを使って10秒以上通話で3,000ポイントプレゼント!
- 対象のAndroidスマホとのセット契約で最大16,000ポイントプレゼント!
ポケットモバイル:公式で審査なしを明言する携帯会社
画像引用元:ご本人名義でスマホが持てる | レンタルスマホではないご本人名義スマホならポケットモバイル
ポケットモバイルは、私の知る限りでは唯一審査なしを明言している携帯会社です。審査が甘いどころか審査なしなので、最終的にはここに申し込めば携帯回線を持つことができます。
しかもクレジットカード不要で、本人確認書類と銀行口座さえあれば申し込めます。
その一方でコスパが悪いのがデメリットです。最も安いプランでも月間3GBで5,500円(税込)かかります。かけ放題付き。
容量 | 月額料金 | かけ放題※ |
---|---|---|
3GB | 5,500円 | あり |
5GB | 6,160円 | |
10GB | 7,810円 | |
20GB | 11,110円 |
※:かけ放題は解除不可
さらに初期費用も事務手数料5,500円+口座振替登録料550円かかります。また保証金として契約プランの一ヶ月分が別途必要になります。これはあくまでデポジットなので、滞納など規約違反さえなければ解約時に返金してもらえます。
携帯会社の審査の仕組み
携帯審査では神頼み不要
審査が甘いかどうかを知るには携帯会社がどういう基準で審査しているのかを知る必要があります。実は携帯会社の審査はめちゃ単純です。
申込情報+強制解約履歴の有無を確認する
携帯会社の審査で確認される項目は基本、以下の2つだけ!
- 申し込み時に入力した情報
- 強制解約履歴の有無
まず「申し込み時に入力した情報」ってのは、まぁ名前とか住所とかですね。会社によっては職業を聞くこともあります。で、これらの情報が「正しく入力されているか」または「過去にやらかした経験がないか」なんかを審査します。審査っていうか、もはや確認レベルですね。身分の偽造や、過去に踏み倒したとかがなければ問題ないと思います。
一方で「聞かれてないこと」に関しては審査対象外です。例えば借金の有無や破産履歴なんかは聞かれないので、そこに問題があっても携帯の審査には影響しません(ただし携帯を分割契約する際には影響するケースもあるので後述します)。
もう1つの審査項目「強制解約履歴の有無」はちょっと厄介。携帯料金を滞納し続けて強制解約されると、その情報がTCAやTELESAっていう団体が管理している「不払者情報」に掲載されます。そして各団体に加盟する会社の間で共有されます。例えばドコモで強制解約された人がmineoに乗り換えようと思っても、審査に落ちます。

ドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイルをはじめ、世の中のほとんどの携帯会社がこのTCAやTELESAに加盟しています。つまり1社で強制解約されるとほとんどの携帯会社の審査に通れなくなります。これを「ブラックリスト入り」とか「携帯ブラック」と呼びます。
ただ実はここだけの話、格安SIM会社の中にはTCAにもTELESAにも加盟していない会社もあります。なので携帯ブラックの人はそういう会社に申し込むことで契約できる、という裏技も存在します。
一度記載された強制解約履歴はいつ消える?:
TCAやTELESAの不払者情報から情報を消すには、「滞納による強制解約から5年以上経過」もしくは「完済」する必要があります。
携帯の審査では個人信用情報は確認されない?
画像引用元:指定信用情報機関のCIC
詳しい人なら、「え?携帯の審査では個人信用情報は確認されないの?」と思うかもしれません。個人信用情報ってのは超簡単に言うと、「クレジットカードやローンの支払いをちゃんとやってるかどうか」ってのが記載されている資料のことで、これもCICとかJICCとかって団体が管理して共有してます。
この個人信用情報の確認は、スマホを分割購入しない限り、携帯会社に確認されることはありません。そのため、基本的に携帯会社の契約時に個人信用情報が確認されることはありません。
また、ここで確認される個人信用情報はあくまでも「スマホの分割契約の審査」に使われます。つまり信用情報に問題があった場合、「問題があったので、一括購入もしくは違うスマホにしませんか?」となるのであり、「あなたはもう契約できませーんさようなら」とはなりません(もしかしたら契約自体を断られるケースもあるかもしれないけど聞いたことない)。
よって、例えば過去に自己破産したり返済を踏み倒したりしたいわゆる金融ブラックの人でも、携帯会社の審査には十分通る可能性があります。
携帯会社の審査に落ちる主な理由は凡ミス
お申し込み前にお読みください|LINEモバイル【公式】選ばれる格安スマホ・SIM
携帯会社の審査の仕組みは以上です。この通り、携帯会社の審査に落ちるには「過去に携帯会社で料金を踏み倒した」くらいしかありません。
そのような心当たりがないにもかかわらず審査に落ちた場合、凡ミスが考えられます。実際関係者に聞いた話だと、「MNPの場合に乗り換え前と乗り換え後の住所が一致していなくて審査に落ちる」みたいなケースが多いようです。
クレジットカードとか証券会社の口座開設とかだと、書類不備があると再提出になります。でも携帯のMNPの場合は一発勝負です。ここでミスると審査に落ちてしまうんですが、この凡ミスに気づかず、「自分が審査に落ちたのは借金があるからに違いない!」とか思い込んでしまうんですね。
なので特に携帯会社を乗り換える際には、前の会社で登録してある情報をよく確認してから手続きしましょう。
凡ミスの可能性が高い場合は、審査を軸に携帯会社を選ぶ必要はありません。素直に料金で選びましょう。特に20GBを2,728円(税込)で使えて、ソフトバンク同等の回線が使えるLINEMOがおすすめです。検討してみてください。
項目 | ![]() 楽天モバイル |
![]() ahamo |
![]() povo2.0 |
![]() LINEMO |
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月額料金 |
|
2,970円 | 0円 |
|
データ容量 |
|
20GB(海外含む) | 0GB(128kbpsで使い放題) | 20GB(LINE使い放題) |
制限時 通信速度 |
|
最大1Mbps | 128kbps | 最大1Mbps |
かけ放題 |
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通話料金 | 20円/30秒 | 20円/30秒 | 20円/30秒 | 20円/30秒 |
新規契約事務手数料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 |
MNP転出手数料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 |
解約手数料(縛り) | 無料(なし) | 無料(なし) | 無料(なし) | 無料(なし) |
店舗での契約 | 可能 | 可能(有料) | 不可 | 不可 |
- ソフトバンクの格安プランで、ソフトバンク同等の回線が使える
- 契約・解約手数料無料!縛りなし
- 20GBと3GBの2種類のプランを使い分け可能
- スマホプラン(MNP契約):10,000円相当
- スマホプラン(新規契約):3,000円相当
- ミニプラン(MNP/新規):毎月990円相当を6ヶ月間(LINEMOはPayPayポイントで料金を払えるため半年間実質無料!)

携帯会社の審査はドコモ、au、ソフトバンクも格安SIMも基本は同じ
上記で紹介した携帯会社の審査は基本的にキャリアだろうが格安SIMだろうが、どこも同じです。なので、どの会社でも書類不備があれば審査に落ちるし、借金まみれでも強制解約履歴さえなければ審査に通ります。なのでぶっちゃけ、どの会社も審査が甘いと言えるから、わざわざ審査が甘い会社を探す必要はないって思います。
ただ強制解約の有無やクレジットカードが持てず格安SIMを契約できないなど、特殊な事情があっても審査に通る可能性がある会社もあります。そういう会社はある意味審査が甘いとも言えます。