
ついに課金しちゃった
我が家ではマネーフォワードを活用して家計を管理しています。
これまでは「マネーフォワード for SBIネット銀行」という、ほぼプレミアム会員の機能が無料で使えるサービスで粘ってたんですが、家族の口座だけでなく自分のプライベートな資産もまとめて連携させたくなり、ついに有料のプレミアム会員になりました。
年間5,940円は安くないですが、全資産をスマホ一つで把握できる快適さには代えられません。
そんな中、プレミアム会員向けの新機能「シェアボード」がリリースされました。この記事では、早速このシェアボードを使ってみた正直な感想と、その使い勝手をレビューします。
目次(もくじ)
待望の「シェアボード」機能とは?

シェアボードの画面。シンプル。
シェアボードは、一言でいうと「マネーフォワードの管理内容の一部を、別のアカウントと共有できる機能」です。
これまでの課題は、妻に家計状況を共有したくても、私のアカウントのIDとパスワードを教えるしかなかったこと。で、マネーフォワードってまぁいろんな情報があるので、パッとみた感じでサクッと理解することが難しい。
しかしシェアボードを使えば、私のアカウント自体を共有するのではなく、「共有したいデータだけ」を選んで妻のアカウントに連携できます。なので、資産を把握するために何を見ればいいかが明白でわかりやすい。
実際に使ってみて分かった「できること」「できないこと」
早速、妻とシェアボードを設定してみました。家族間で共有使用している銀行や資産の口座を共有するようにしました。これによって、現在各資産がどれだけあるのか、そして1ヶ月間の収支がどのくらいなのかがパッと見でわかるようになりました。
ちなみに共有された側ができるのは、基本的には「閲覧のみ」です。

入出金明細レベルまで確認できるが、項目の変更くらいしかできない
一応、費目項目の変更くらいはできますが、金額の変更や新たな支出の追加などはできません。あくまでレポートを確認する、という使い方がメインになります。
正直な感想:一度延期したわりには…シンプルすぎる?
使ってみた正直な感想は、「思ったより、かなりシンプルだな」というものでした。
実はこの機能、一度リリースが延期されているんですよね。そのわりには機能が絞られているので、「本当はもっとすごいことをやろうとしたけど、実現できずに妥協してリリースしたのでは…?」なんて勘繰ってしまいました。

SDGsか?
もちろん、夫婦間でサクッと財政状況を共有できるようになったのは、非常にありがたい。家計管理が苦手な妻も、アプリで収支を確認できるようになったのは良い変化です。
とはいえ、まだまだ発展途上だな、という印象は拭えません。
マネーフォワードMEで口座の共有ができるシェアボード機能が出るっていうから、ずっと待ってたのに、ようやく開始されたと思ったら、簡素すぎてコレジャナイ感が…。価格も上がったし、ほかのアプリの乗り換えるか。
— さとけん (@sa10ken1) September 20, 2025
まとめ:今後に期待。だけど、まずは大きな一歩。
マネーフォワードのシェアボード機能、まだまだ改善の余地は多いですが、アカウントを共有せずにデータを連携できるようになったのは、間違いなく大きな前進です。
今後、共有できる項目が増えたり、共有された側ができることが増えたりと、アップデートで機能が拡充されていくことに期待しながら、今後も使い続けようと思います。頑張ってくれ、マネーフォワード!