記事内に広告を含むことがあります。

小野田立体交差周辺にて

今日はすごく地味なお話をしてあげましょう!ここ山口県山陽小野田市を走るJR山陽本線には、小野田立体交差と呼ばれるものがあります。

その名の通り、線路同士が立体交差する珍しい場所なのです。しかも交差する線路の内1つは既に廃線になっているという面白い状況。

まぁ多少地味な物件なんですが、せっかくバイクを手に入れてどこでも行ける男に昇格したので、この小野田立体交差なるものをジロジロ見に行くことにしました。

小野田立体交差

立体交差手前

はいこれが小野田立体交差です。どうだ、よくわからんだろ?

間近で見る小野田立体交差

横に回ってみるとこのようになっています。さて解説しましょう。まず1階部分は道路です。

2階部分がJR山陽本線で、ここには現役の電車が走っています。そして問題は天井部分!この交差の天井部分には貨物列車が走っていたのですが、現在は廃線です。

Googleマップで見る小野田立体交差

下から見上げると交差になっているのがわかりにくいのですが、衛星写真で見ると見事に「X」の文字を描くように線路が立体交差しているのがわかると思います。

ジャングルジムのよう

ここが立体交差のグラウンドゼロ。

ボロボロの柱

グラウンドゼロは柱が少し古びていました。大丈夫ですかね。

古そうな空き缶

その傍らにはすごく古そうな缶が落ちていました。彼もきっと私と同じように昭和に生まれ、平成を駆け抜けて令和を生きていくんですね。

Mavic Airで空撮してみました。まだまだ操作に慣れていないことが丸わかりの映像ですが、雰囲気を感じてもらえれば!

線路が走っていたと思われる場所
ここに線路が走っていたと思われる

ちなみに交差を終えて北に向かったところにも廃線跡があります。が、遺構はなにもありませんでした。

小野田立体交差の近くにある、ちょっと気になる謎のトンネル

小野田立体交差手前

さて、小野田立体交差に続く道の途中に謎の小さなトンネルがあります。

トンネル

近づいてみると煉瓦積みの小さなトンネルでした。

行き止まりのトンネル
向こう側は塞がれており、貫通していない

中にはゴミがたくさん入っていました。

わりと丁寧にレンガで積まれたトンネルですが、このトンネルはなんなんでしょうか。列車が通っていたとは思えないので、人が通るトンネルなんでしょうか。

答えは…闇の中!

廃線を歩こう

さて、今回はバックボーンもよくわからなかったので不完全燃焼な感じでしたが、例え背景を知らなかったとしても、廃線がある風景ってのは面白くてそれだけで楽しめるものです。

最近巡った廃線の中でも印象的だったのが、静岡県にある大崩海岸です。JR東海道本線が走っていた廃トンネルが断崖絶壁にあり、なんとも言えない素敵な光景を織りなしています。ここは一見の価値あり!

この記事の撮影機材
カメラ1:RX100M3
カメラ2:GoPro HERO7 Black
カメラ3:DJI Mavic Air

小野田立体交差の詳細情報

公式サイト:なし
住所:〒756-0039 山口県山陽小野田市千崎
電話番号:なし
場所:Googleマップで見る

営業時間:いつでも
入場料:無料
駐車場:意外と駐車スペースないのでご注意を

備考:地味