記事内に広告を含むことがあります。

安土城
安土城…?

2017年夏、軟体レポート@SoftlyXさんらと伊勢安土桃山城下街(旧名:安土桃山文化村)に行きました。

園名からもわかるように、よくある「昔の時代を復元させたテーマパーク」で、訪問当時の様子もこれまた同系統のテーマパークでよくある、「客入りが微妙」「利用できない施設がある」といった状況でした。誰がどう見ても「勢いで作ったけど伸び悩んで死んで行くテーマパーク」であり、このまま潰れてなくなるんだろうなと思っていました。

ところが2018年現在、公式サイトや公式ツイッターを見ると、なんだかV字回復を思わせるような雰囲気で、「ひらパー」のようにうまいことやっていけるんじゃないか感も漂い始めている気がします。気のせいかもしれませんが。

その辺を踏まえて、伊勢安土桃山城下街の観光記録をご覧ください。

リニューアル中の伊勢安土桃山城下街の入場料は2,500両

入場券販売所
入場券販売所

私がここを訪れた当時はリニューアル工事中であり、名称も現在の「伊勢安土桃山城下街」ではなく「安土桃山文化村」でした。こうして見るとリニューアルを経て村から城下町になったんですね。

リニューアル後には温泉ができたそうです。

料金案内
料金案内

入場料は2,500円。一部に別途有料の施設があって、そことの共通券だと3,900円になります。ただし、これはリニューアル前の情報で、公式サイトをみると値上がりしてますね↓

現在の正規料金
現在の正規料金(引用:FEE | 伊勢安土桃山城下街

プランが多くてよくわからんのですが、普通に見て周るだけなら3,600円の入国手形。有料施設も周れるのが4,900円の通行手形みたいです。でも通行手形でも別途料金が必要な施設もあるようでなかなか難しい。

特別料金の案内

ちなみにリニューアル前に設置されていた料金案内板。さっきの料金案内表では「円」で表記されていたのに、こちらでは「円」じゃなくて「両」と書いてあります。この辺のこだわってんだかこだわってないんだかよくわからん姿勢に珍スポットを感じずにはいられません。

伊勢安土桃山城下街入り口

入り口。この日は「ヱヴァンゲリヲンと日本刀展」がやっていました。

伊勢安土桃山城下街の様子

伊勢安土桃山城下街

伊勢安土桃山城下街園内にやってきました。真ん中にある金色の像は織田信長か秀吉かと思いきや、菅原道真だそうです。安土桃山時代何も関係ないじゃないか。

奥に見えるガンダムカラーのお城は復元された安土城です。公式サイトに「原寸大で再現!」って書いてあるんですが、実際のところ安土城の詳細って不明点が多いそうです。お城について詳しくは後ほど。

伊勢安土桃山城下街の城下町

城下町には展示施設、体験施設、飲食店、休憩スペース(?)など色々あります。スタッフの方々は当時の町人の格好をしていて、とてもフレンドリーでした。

冒頭でV字回復するんじゃねーのと書いたその理由の1つが、スタッフの方々自信がこの施設を愛してるんだろうなってのが伝わってきたからです。やらされてる感とかもうダメだ感がなくて、みんな活き活きしてました。お客さんよりスタッフの方が多いんじゃねーかってくらい過疎ってたのに。

アトラクションについて全く覚えてないんですが、なんかお化け屋敷みたいなのとか、射的みたいなのとかがあった気がします。全然利用してないので、割愛!w

昇龍之門
門の中には停止したエスカレーターがある

リニューアル後の現在は知りませんが、「昇龍之門」と呼ばれる通路あり、内部にはエスカレーターがあるんですが止まっていました。ボロボロなので、だいぶ長いこと放置されてるようです。

直すお金がないのか、直す気がないのかわかりませんが、経営がギリギリなのかな感がありますね。

伊勢牛丼

ランチに食べた伊勢牛丼。950両なり。

1泊500万円?復元された安土桃山城

遠くから見る安土城

ここは三重県伊勢市です。あそこに見えるのが復元された安土城です。安土城は元々滋賀県です。なんでこの地で安土城を復元しよう思ったんですかね。疑問だらけです。

この復元安土城は城下町から少し離れた山の上に建っています。伊勢二見鳥羽ラインからも見ることができます。

バス運転手のキャップ
ちょんまげキャップ

安土城へは無料の「駕籠バス」に乗って行きます。運転手さんの帽子がちょんまげスタイルで素敵でした。ちなみにこの施設、昔は「ちょんまげワールド伊勢」という名前で萩本欽一さんを村長に迎えて運営していたそうです。

人気のゆるキャラ、ニャンまげも見ることができるようです(今はいないかも)。ちなみにちなみにニャンまげのデザイナーはあの!オリンピック公式エンブレム問題で話題になった!!佐野研二郎さんです!!!お元気ですか!!!

怖い人形
怖すぎる

で、この安土城。内部にはなんか人形とかが展示してある施設で、暗いしなんかそこまで惹かれなかったので写真はありません。

そんなことより、リニューアル後は天守閣が宿泊施設になって、1泊500万円という噂を聞いたんですが、公式サイトを見てもそのような案内はなかったのでどうなったんですかね。流石に頓挫したのか、そもそも最初からそんな話はなかったのかな。

2016年の買収で、経営体制を整えているところなのかも

安土城の門

伊勢安土桃山城下街は2016年に買収されて、「共済バンク」なるグループの傘下に入ったそうです。この調べてみると、不動産投資やホテル運営など、不動産関係の事業を行っているようで、書類上だと資金は潤沢みたいです。

原っぱと安土城

巨大なバックがついたことで、大規模なリニューアルを行うこともできたんでしょう。でもグループについて調べてみると、色々ときな臭い話も出てくるので、スタッフの笑顔を絶やすようなことにならないよう祈ります。

安土城と城門

「みんなで大家さん伊勢Ⅲ」は「伊勢・安土桃山城下街」の一部を対象不動産とし、そこから得られる賃貸利益を分配致します。対象不動産となるエリアは、日本の「旨い」を集めた、こだわりの「美食専門店街」がメインとなります。

想定賃貸利益 175,000千円(税別)

みんなで大家さん伊勢Ⅲ - 商品一覧 - みんなで大家さん

金鯱

色々と気になりますが、伊勢安土桃山城下街の公式サイトを見ると、劇団呼んだり、新しいアトラクション作ったり、謎解きとか人狼とか流行りのイベントやったり、スカイダイビン、ヘリコプター遊覧なんかもやったりと、ドンドン新しいことやってる辺り、人気が出てくるかもわかりませんね。人気が出ても投資額を回収できるのかどうかは知りませんが。

おやすみの案内

おもろいやん。

伊勢安土桃山城下街の詳細情報

公式サイト:[公式] 伊勢安土桃山城下街|和の文化・美食・癒やしを楽しむ街
住所:〒519-0603 三重県伊勢市二見町三津1201−1
電話番号:0596-43-2300
場所:Googleマップで見る

営業時間:たぶん9〜22時
入場料:3,900円〜
駐車場:たくさんあり

備考:頑張れ

この記事の撮影機材
カメラ1:X-T20
レンズ:XF16-55mmF2.8