旧とうやこ幼稚園
廃墟なんだけど、とても寂しい場所

北海道は洞爺湖。その南側に有珠山という山があります。この山!かなりの頻度で噴火を繰り返す元気印で、直近では2000年に噴火が起こりました。

そしてこの時の噴火によって、有珠山周辺にあった施設が大きな被害を受けました。その中の1つ、「旧とうやこ幼稚園」を見てきたのでご覧ください。

噴火の影響をモロに受けた幼稚園廃墟

センスが2000年代
センスが2000年代

有珠山は何度も噴火しているため、噴火の予兆がわかりやすいそうです。そのため噴火の際にも既に周辺住民は待避できていたため、人的被害は全くなかったそうです。

しかし、このように建物自体はモロに噴火の影響を喰らってしまい、ボッコボコにされてしまいました。

あ、これ無理なやつだ""
あ、これ無理なやつだ

少し覗いてみるとこんな様子。もちろん噴火から20年経っているため劣化が著しいんですが、噴火後1年かな?の時点で訪問した記事を見る限り、噴火直後にもかなりのダメージを負っています。

穴だらけの天井
穴だらけの天井

実際に空から見てみると、天井にはいくつもの穴が空いていました。

アンドレザジャイアントの頭くらいある結構大きい
アンドレザジャイアントの頭くらいある!結構大きい!

おそらく噴石だと思います。かなり大きい。こうした岩がガンガン降ってくるもんだから、そりゃあ破壊されます。むしろ倒壊してないのがすごいですね。

地面の隆起も噴火の影響

角度以外の批判は許さない
角度以外の批判は許さない

さてこの写真、「傾いていて下手だなぁ」と思われるかもしれません。しかしカメラの機能を使って、できる限り水平をとって撮影しました。

建物が傾いたのではなく、地面が傾いた
建物が傾いたのではなく、地面が傾いた

実は建物が全体的に傾いてしまっているのです。これもまた噴火の影響で、地面が隆起してしまったようです。

ななめプール
ななめプール

こちらは児童用のプールだと思います。雨水が溜まっていて、よくみると右側は溢れそうなのに左側は底すら見えます。これもまた地面が傾いてしまった証拠。

それにしてもなかなかの山奥にある幼稚園

僻地すぎる
僻地すぎる

しかしこの旧とうやこ幼稚園、結構な山奥にあります。なんでまたこんな山奥に!

営業中てなんだよ
営業中てなんだよ

ちなみに新旧幼稚園の位置関係はこんな感じ。旧は市街地から結構離れていますね。

朽ちていく送迎バス
朽ちていく送迎バス

送迎用バスもありました。こちらも噴石の影響を受けてしまったようです。

室蘭!?
室蘭!?

室蘭てここから車で1時間くらいの距離なんですが、そっちも送迎してたの!?さすが北海道、規格外。

かなり年季入ってます
かなり年季入ってます

バスはもう1台眠っていました。ナムナム。

アクセス大変だけど、山奥だからこそ子供も伸び伸び育つのかも
アクセス大変だけど、山奥だからこそ子供も伸び伸び育つのかも

先ほど紹介したサイトを見ると、季節にもよるんでしょうが荒涼としてて、地割れもあっておっかない雰囲気でしたが、20年経つと草木に覆われてのどかさもあります。改めてここに住めと言われたら嫌だけど、とてものんびり見学できました。

チャンネルはそのまま!
チャンネルはそのまま!

というわけで噴火災害遺構の1つ、旧とうやこ幼稚園でした。そう、こうした遺構はまだあるのです…!次の記事では火山灰に埋もれた団地を紹介します。

この記事の撮影機材
カメラ1:α7C
カメラ2:DJI Mavic Air

思い出した廃墟

この鉄骨が露出した感じを見てて、かつて存在した名阪健康ランドという廃墟を思い出しました。もちろんそっちは噴火にやられたわけじゃないんですが、同じように天井はボロボロになっていて荒れ果てている廃墟でした。何より外観がかっこいい!残念ながら解体されちゃいましたけどね。

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