廃墟界の老舗
廃墟界の老舗

広島県尾道市に、古くから有名な廃墟があります。その名も「うずしお観光ビル」。尾道らしい名前です。元々はホテルだったりレストランだったり、まぁなんか娯楽施設だったみたいです。

内部は入れませんが外観を見てきたので、紹介していきます。

なぜここに?住宅街に聳える異質な廃墟

突然異質な謎の建物が
突然異質な謎の建物が

尾道自体はこれまで何度も来たことがあったんですが、この廃墟に来るのは初めてです。その理由は、駅から地味に遠いんですよね。決して歩けない距離ではないんですが、地味に遠い。地味に通りからお客さんも来なかったのかも。

裏側
裏側

詳しいことは不明ですが、70〜80年代に営業していたらしい。当時の様子は全くわからんのですが、今の様子を見て思う。「なんでこんな住宅街にこんな施設があるんだ?」

民家の隙間から
民家の隙間から

年季の入り方が違うので、後から住宅ができたんだと思います。しかしなんだってこんな微妙なアクセスでしかも周囲に何もないようなところにこんな施設を作ったんでしょう。

カラクリタワー
カラクリタワー

でも当時は周囲に何もなかったから映えたのかもしれません。ビルの屋上にはゴンドラのレール跡と呼ばれるものがあります。その下のガラスは展望レストランだそうで、昔はきっと良い眺めだったんでしょうね。

デパートの屋上的な
デパートの屋上的な

にしてもゴンドラ短くない?

いびつなデザインの誕生秘話

圧倒的存在感
圧倒的存在感

改めて外観を見てみましょう。とても無骨です。コンクリートにツタが這う見た目はまるで福岡の志免炭鉱のよう。規模は全然違うけど。

ちょっと右にずれてる
ちょっと右にずれてる

もう1つ志免炭鉱を感じるのはこのいびつさ。下の建物に対して、ちょっと右に寄って伸びています。なんで?

窓には「喫茶しゃぶしゃぶ」と書いてあった
窓には「喫茶しゃぶしゃぶ」と書いてあった

ほら、4つの窓を中心にすると、上部の展望エリアが右に寄ってるのがよくわかります。

昔はもっと大きかったはず
昔はもっと大きかったはず

どうもこのうずしお観光ビル、一部が解体されてしまったようです。確かに、ホテルやレストランにしては建物の規模が小さすぎるもんね。ゴンドラももしかしたらもうちょっと長かったのかな。

正面は赤い
正面は赤い

っていうかここ地域のゴミステーションになってるんですよね…。「立入禁止」などの案内が貼られているのかと思いきや、書かれているのは「不法投棄禁止」の文字ばかり…。どうも内部は資材置き場として使われているようです。

なぜこの一部分だけが残されたのか。そしてなぜゴミステーションとして再活用されているのか。なかなか謎です。所有者は近くに住んでらっしゃるのかな。

側面は緑
側面は緑

なかなか謎の物件ですが、見た目のインパクトがすごいので印象的な物件でした。

この記事の撮影機材
カメラ1:α7C
カメラ2:iPhone 13 mini

廃墟は内部に入ってなんぼ

とても楽しかったんですが、やっぱり中も見たいよねー。まぁうずしお観光ビルは外から見た感じでも、内部には何もなさそうな感じがわかるんですけども。

この記事にアクセスしてくれた皆さんも「内部の写真ないのかよ!」と消化不要だったと思うので、お口直しにこちらの物件をどうぞ。すでに解体されたホテルの廃墟ですが、めっちゃ豪華な内装から「王朝ホテル」と呼ばれていました。廃墟になってもなお宮殿みたいな内部を残すこちらの廃墟をご覧ください。