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閉じた目も思わず開きたくなるロケーション
閉じた目も思わず開きたくなるロケーション

HafHを使って富山県のTravelers' house ROOTsに宿泊した際、スタッフの方に「この辺りで面白いスポットはないか?」と尋ねたら「瞑想の郷」という返答を頂きました。

名前からしてこれは珍スポットだろう!というわけで言われるがままにこの施設に行ってきたので紹介します。

瞑想に最適!?富山の山奥にある本格派の施設

結構広い
結構広い

富山県南部の利賀村にやってきました。秘境の村として結構有名らしく、確かになかなか渋い山道をどんぶらこと走ってやっと辿り着きました。かなりの、田舎です。

点在する建物が俺を待ち受ける
点在する建物が俺を待ち受ける

ではなぜこんなところにこんなものがあるのか?その理由はネパールのツクチェ村と交流を結んだことにあります。利賀村は蕎麦が名産で、ツクチェ村も蕎麦の原産地として栄えていることから、姉妹友好都市となりました。

んで、さらに交流を重ねる中で、チベット仏教のテイストを取り入れたこの瞑想の郷をオープンさせたわけです。

受付へ
受付へ

そんなわけなので、どうにもあまり方向性が定まっていない、まさに迷走という意見も聞いたり聞かなかったりでで、珍スポット的オーラを放っています。とりあえず、入館料600円を払ってやってきました。

オリエンタル魂に火がつくぜ
オリエンタル魂に火がつくぜ

せっかくなのでいきなりお土産コーナーを物色。

手洗いしないと印刷が消える
「手洗いしないと印刷が消える」と言われつつも洗濯機にぶち込んでたら見事に消えた

いい感じのチベット仏教Tシャツがあったので購入。スタッフのおっちゃんが綺麗に包んで渡してくれました。

1年生とは思えない表情
1年生とは思えない表情

ピッカピッカの!1年生!(ビシッ!)

考えるのではなく、感じよう

写真の展示コーナー
写真の展示コーナー

瞑想の郷は「空想の郷」「瞑洗房」「瞑想の館」「瞑想美の館」「瞑水の館」と、いくつかの建物から成り立ってます。「空想の郷」は1階が受付兼売店で、2階が企画展です。写真家さんのネパール写真的なものが展示されていました。

瞑洗房
瞑洗房という名のトイレ

瞑洗房。トイレやないかい!

マンダラや仏像が美しく飾られている
マンダラや仏像が美しく飾られている

ここは確か瞑想美の館。こんな感じでマンドラがダダダって並んでいた気がします。

すごいけど頭に入ってこない…
すごいけど頭に入ってこない…

最後に瞑想美の館。これもまた大きなマンダラが向かい合わせになって置いてありました。

夜の利賀村も楽しそうだけども
夜の利賀村も楽しそうだけども

あと瞑水の館ってのは土日限定の宿泊施設らしいです。料金は不明。食事が大変ですね。

瞑想ってか曼荼羅の郷だった
瞑想ってか曼荼羅の郷だった

何か得るものがあったかと聞かれれば、Tシャツゲットしたくらいでまぁ、特にないんですけども。でも大きな曼荼羅に細々した描写が描き込まれている様子を肉眼で見てると、それはとても興味深いですね。

暴走する自治体と珍スポット

自然が豊かで美しい利賀村だからこそ、こんなところにこんな施設を作る必要はあったのかと思わずにはいられません。そんなわけなのでおもしろスポットとして紹介されてしまったわけなんでしょうけど。今回の姉妹友好都市のように、一度名目が付くと暴走してしまうもんですね。例えば青森にある木造駅もその1つ。突如国から1億円を与えられた結果、なぜか2億使って土偶の駅を作るという珍行動を起こしました。もうちょっと民間からアイデア募った方がいいっすよ!

この記事の撮影機材
カメラ1:α7C
カメラ2:GoPro HERO9

瞑想の郷の詳細情報

公式サイト:瞑想の郷
住所:〒939-2514 富山県南砺市利賀村上畠101
電話番号:0763682324
場所:Googleマップで見る

営業時間:9時〜16時
定休日:水曜日
入場料:600円
駐車場:無限にあり

備考:入場時に10分くらいビデオ見せられるから注意